興信所 調査方法

興信所と探偵事務所の違い

興信所と探偵事務所、探偵社、どちらも人の秘密を調べるような仕事、
こんな印象をもっている方が多いと思います。
現在では、興信所も探偵事務所も同じ仕事をしています。
人探し、結婚相手の素行調査、企業の社員の調査、浮気調査などです。
特に最近では、浮気調査の割合が多くなっています。
同様の業者で、〇〇リサーチ とか、〇〇信用サービス、とか〇〇総合調査、
などの会社名を名乗っている業者もありますが、「興信所」「探偵」
という言葉を使用していないだけで、内容はほぼ同じです。
「興信所」や「探偵」という言葉には、張込み・尾行といったグレーのイメージ
があり、それを嫌って新しい言葉を社名に使っているようです。

 

以前は、「興信所」と「探偵事務所」には少しの違いがありました。
「興信所」は元々企業からの依頼で、他社の信用調査を行なったり、そこから
派生して自社の社員や面接を受ける新入社員の身上調査を行っていました。
それに対して探偵事務所は個人からの依頼が多く、前述した、
人探し、浮気調査などを行っていました。

公的機関の書類による調査

社員の身上調査、結婚相手の身上調査、浮気相手の身上調査など多くの調査は
まず、役所でとる事ができる公的書類により調査を始めます。
調査対象者の住所、勤務先、家族構成、は必須の項目で、どの依頼内容についても
必要となる基礎的な事項です。
特に家族構成は、結婚調査の場合に胆となる情報で、独身と偽って結婚を持ちかけていたが、実は妻帯者だったという事例も多くあります。
結婚調査の場合、これでもう結果が出たことになります。
浮気をしているとか、借金があるとか、ギャンブル好きなどの素行は関係なく、
既婚者であるという事がわかれば、調査依頼者は即、相手と別れる決断に至るでしょう。
調査対象者の生い立ちや親兄弟親戚についても深く調査が必要な案件の場合は、
さらに戸籍をたどって公的書類を入手して調査を行います。

聞き込み調査

聞き込み調査は、調査対象者の関係者に直接話を聞いて情報をえるものです。
特に「興信所」が得意としているもので、自分が興信所の者であることを名乗って
真正面から質問する、とても正統派ともいえる調査方法です。
社員の素行調査、結婚相手の調査などに特に多いもので、聞き込みによる回答が
そのまま調査結果になるります。
例えば、A宅の娘さんの素行調査をする場合、右隣のB宅に聞き込みをして、「とても明るく礼儀正しい娘さん」という評価を得たとして、左隣のC宅では「とても派手で挨拶もしない」という評価だったとしてもどちらも調査結果になります。
ただ、それだけでは人物像が決まらないので、さらに別の近所の方への聞き取りを行います。
さらに職場関係、などにも聞き込み調査を行います。
聞き込み調査は、調べられたという事実が後から調査対象者本人の耳に入ることもあります。調査対象者と親しい関係の場合、「昨日興信所があなたの事を聞きに来た」などと打ち明けてしまうからです。
この場合、良い評判を語った人が多く、悪い評判を語った人はわざわざそれを伝える事はなく黙ったままなのでわからないでしょう。

張込みによる調査

張込みによる調査は、素行調査に必要な調査方法で、張り込みで得られる結果もありますが、尾行を開始する為の手段としてセットで行われる場合が多いです。
会社や学校に行っていると言いながら違う場所に行っていたり、浮気をしていたり、ライバル会社の社員と会っていたりすることを調査する場合に用います。
朝に自宅付近で張り込んで、そのまま後を付けたり、夕方退社時刻に会社付近で張込んでその後の行動を調査したりします。

尾行による調査

「尾行」は興信所・探偵事務所にとって、一番有力な調査方法です。

 

調査対象者の素行調査にはこれが欠かせません。

 

尾行は、自宅または会社など立寄り先を起点として、その後の行動を監視して

 

確認するもので、時刻・場所・接触人物とその素性などを記録するだけでなく、

 

調査資料として写真撮影や動画撮影も行います。

 

大きく分けて、徒歩による尾行と車両による尾行があり、通常、2人以上の複数の調査員で行います。

 

大がかりなものになると、複数の車両とバイクとそれに伴う調査員によって行われます。